寒芍薬(カンシャクヤク)クリスマスローズ

花:寒芍薬と黒文字 花入:萩 茶花

茶花は寒芍薬と黒文字、花入は

寒芍薬(クリスマスローズ)
・花の少ない1~4月に咲くので重宝します。
・開花している期間が長いので、ちょうどいい椿が無い時に大助かり
・様々な品種があり、とても綺麗
葉や花がらのカット肥料を忘れないこと
・暑い季節は半日陰

詳しい育て方は園芸店のタグや説明書を見た方が良いです

寒芍薬(カンシャクヤク)クリスマスローズの呼び名

寒芍薬と黒文字

花は1輪の方が良かったかもしれない

クリスマスローズ鉢

(2023年4月9日)
クリスマスローズは色々な種類がありますが、
和名が寒芍薬と言って茶花に使えます。
「クリスマスローズです」と答えるより「寒芍薬です」と答えた方がお茶の問答らしいかもしれません。

クリスマスローズのプランツタグ
松浦園芸さんのお花
育て方や基本情報

ちなみに松浦園芸さんのクリスマスローズです。
(有限会社松浦園芸さんへのリンクはこちら
綺麗なお花がたくさんあります。

ちなみに私は近所の園芸店でこのクリスマスローズを購入しました。
色々なお店に流通しているようです。

寒芍薬(カンシャクヤク)クリスマスローズの肥料

基本的に直射日光が当たらない明るい半日陰に置いて、寒い時期は液肥と固形肥料をあげています。
ちなみに私は液肥はハイポネックス固形肥料はプロミッククリスマスローズ用をあげていますが、今のところ毎年花を咲かせてくれます。
固形肥料はプロミック(クリスマスローズ用)の説明書通り10月~4月の2カ月に1度あげると良いです。私は忘れやすいので、カレンダーに肥料の日をメモしています。
逆に暑い時期は肥料に負けて弱るので、肥料はあげないでください。

寒芍薬(カンシャクヤク)クリスマスローズの剪定

あと大切なのは剪定でしょうか

花が退色したクリスマスローズ

(2023年5月14日)
クリスマスローズの花は、暑くなってくると散らずに退色します。

クリスマスローズの花茎の切るところ

茶色に枯れて見える花の茎を剪定。
園芸屋さんが花茎は5cmくらい残してカットした方が枯れにくいとおっしゃっていたので、茎を少し地面から残してきれいなハサミで切ります。

古い葉や枯れた花を剪定する

風通しが良くなるように、枯れた花茎だけではなく古い葉も少し切りました。

枯れた花や古い葉を剪定した後のクリスマスローズの鉢

梅雨前に鉢の風通しが良くなりました。
また枯れた葉は見つけたら取り除いてください。


あとは11月~2月頃に新芽が出てきます。
新しい芽が確認出来たら、古い葉を切って新芽に光が入るようにすると良く育ちます。

寒芍薬(カンシャクヤク)クリスマスローズ基本事項

・多年草(宿根草)
・草丈:25cm~60cm(品種にもよる)
・開花期:1~4月
・耐暑性は普通、耐寒性は強い(高温多湿はやや苦手)
・秋から春の生育期はよく日の当たる場所、夏は半休眠期で日陰が良い
・生育期はたっぷり水をあげる。暑い季節の半休眠期はやや乾かし気味に育てる
・梅雨時や秋の長雨に注意(長雨が当たらない場所に鉢を置くと良い)
・10月~4月は緩効性肥料(固形)を2カ月に1回あげる
・鉢植の場合は固形肥料に加えてさらに液肥を10日おきにあげる
・咲き終わった花茎は5~10cm残してカットする
・11月~1月に古い葉を切ると花芽が上がりやすくなる
・風通しを良くするため痛んだ葉は見つけ次第、切った方が良い


クリスマスローズという名前だけれど、育てていてクリスマスに咲いた記憶が無いです。この品種だと九州ではだいたい1~5月に咲いています。


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