芍薬(シャクヤク)

芍薬 耳付青磁 茶花

お花は芍薬、花入は耳付の青磁

芍薬(しゃくやく)
・堂々とした姿で1輪で見栄えします
・どこの園芸店でも入手しやすく、良く咲きます

芍薬(シャクヤク)育て方

芍薬4月4日

冬に地上部は全部無くなり、春に一気に伸びて花をつけます
4月4日時点で、芍薬はまだまだ小さなつぼみでした。

芍薬の鉢

4月22日、ちょうど良いくらいに蕾がふくらみました!
小さなポットで購入して6年目くらいでこの大きさでしょうか
毎年地中の株が大きくなり、咲く花数も増えていきます

芍薬の蕾

花入に入れるには開きすぎない状態で、これくらいが丁度良いイメージ
蕾が膨らんでくると花の重さで曲がって来るので支柱を立てます
もっと早めに支柱をたてたほうが良かったかな

開花した芍薬

開花すると綺麗です

芍薬の花がらカット位置

花が終わったら花首をカットします(葉を残す)
栄養が根に行って、根の株が大きく育つほど、次の年はたくさん花が咲く気がします。

花がらカット後の鉢

花がらをカットした後の鉢はこんな状態です。
ちなみにかなり大きい鉢でも水切れしやすいので、暖かい時期は水をたっぷりあげてください。
真夏は、暑さに負けるため鉢が熱くなりすぎない半日陰に移動させています。
九州が暑すぎるだけかもしれませんが…。

あとアブラムシも来るのでオルトランもあげています。

肥料はハイポネックスと青いプロミックをあげています
私は冬の地上部が何もない時はあげていませんが、暖かくなり始め芽が出る前の2月末頃からハイポネックス液肥は切れないようにしています。
3月6月9月に固形肥料プロミックをあげています。

(株式会社ハイポネックスジャパンさんへのリンクはこちら

芍薬(シャクヤク)基本事項

・多年草(宿根草)9月~10月ごろに株分けで増やせる
・草丈60cm~100cm
・耐暑性は普通、耐寒性は強い
・風通しが良く日当たりが良いところ向けだが、西日は避ける
・土は水はけがよく、肥沃な土が良い(肥料不足は花が咲きにくくなる)
・肥料は3月(芽が出る)、6月(花が終わった後)、9~10月(翌年の花芽ができる時期)には忘れずあげる
・鉢植は水切れに注意する
・花が終わったら、花がらは切る
・10月頃に地上部が枯れるので、地上部を刈り取る

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